豊島銭湯「紀州南高梅」デジタルスタンプラリー

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  • 地域貢献

実施期間:2024年9月14日~10月14日

本場和歌山県より取り寄せた紀州南高梅を使用した「梅の湯」

豊島浴場組合は和歌山県の紀州南高梅を使用した「梅の湯」を9月15日に実施、それに合わせて紀州南高梅を使用した賞品が当たるデジタルスタンプラリーを実施いたしました。また、紀州南高梅を使用した「染め物ワークショップ」を実施。スタンプラリー当選者だけでなく豊島区の外国語専門学校「メロス言語学院」の生徒にも多数参加して頂き、日本の染め物を外国人留学生に体験して頂きました。

今回のスタンプラリーには紀州南高梅の生産農家を含め和歌山県の協力を頂き、総勢1,795名にあたる豪華景品も用意。年齢問わず多くの方に喜んで頂くとともに紀州南高梅のPRに大きく貢献できたスタンプラリーとなりました。

9月15日には「紀州南高梅の湯」を豊島区内の浴場で実施

梅の湯で使用した梅の実は、食用に向かない処分される傷物を活用、SDGsにあわせ無駄を無くすと共に、入浴剤ではなく本物の梅の実を湯で体験頂ける貴重な湯となりました。

ほのかな梅の香りにはアントシアニンなど美容に良いとされる成分が多く含まれ、また貴重な紀州南高梅を湯に入れることは家庭風呂では難しいため、多くのお客様に好評を頂きました。

イベントの告知は動画により発信しました。また一部店内に設けられたモニターによりイベントの告知を放映する施策を実施いたしました。

10月13日には使用した実から種を取り出した「種の湯」を実施

「紀州南高梅梅の湯」で使用した実は回収し、ボランティアの手作業によって1つづつ丁寧に種だけを取り出し、屋外で乾燥させました。
乾燥した種を湯に入れ、種のみを使った梅の湯を実施。実とは異なるほんのりとした梅の香りを多くの入浴客に楽しんで頂きました。

ボランティアによる種抜きの様子は動画にて公開いたしました。大量の種抜きは全て手作業で実施され、夜まで頑張って頂きました。

11月10日は「梅の染め物」ワークショップを妙法湯で実施

さらなる試みとして「種の湯」で余った種と梅の木の皮を使用した「染め物ワークショップ」を実施しました。
一般参加者のみならず日本の染め物文化に触れて頂こうと豊島区内にあるメロス言語学院の留学生の皆様約30名にも体験して頂きました。体験にあたり日本の銭湯文化に触れて頂くため、営業前の妙法湯浴室へ実際に入って頂きました。

韓国には銭湯文化がまだ残っていますが、他の国では日本のように他人同士で1つの風呂に入る文化はなく、また日本のように高機能な設備を備えた浴場は非常に珍しい事から多くの留学生が関心を寄せていました。

妙法湯からタオルを用意させて頂きましたが、ハンカチやシャツを用意する学生だけでなく事前に「絞り染め」を勉強し、事前に布を縛って挑戦する留学生もおり、日本文化を学ぶ場としてもワークショップは大いに貢献できたと思います。

今後の取り組みとして

豊島区浴場組合では地元地域だけでなく外国人も交えた「ふれあいの場」として活用し、他地域との連携によるPR活動、ワークショップを通じた日本文化の体験、SDGsに貢献できるような変わり湯を今後も実施したいと考えております。

活動情報

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